匂いの効果を考える

匂いについて語り始めると色々な意見が飛び交います。好きな匂い、落ち着く匂い、一日一回は匂いを嗅がないといけないなど、多様な反応が返ってくるので面白い。ただ匂いと呼称されるものが全て良い物とは限りません。このサイトでは人間の生活において切り離せない『匂い』について話をしていこう。

切っても切り離せない匂い

世界は様々な匂いで満たされている。壮大に語ろうとしているようで、実はとても矮小な話であるのだが、大げさに語る必要も時にはあると弁明しておく。というわけで匂いについての話をしてみたい。匂いといえば色々と人によって印象はあるでしょうが、そもそも『匂い』という言葉を使用していると違和感があるという人が出てくる場合があります。それというのも、日本語とは大変面倒なもので、同じ発音だが字が違って意味合いと受け取りからも異なる言葉がこの国にはたくさん存在しているのだ。筆者的としても『匂い』と表現することがあれば、『臭い』と記すことがある。どっちがどっちかと悩むこともありますが、多くの場合は前者が自分にとって好んでいる、もしくは許せる匂いと判断できるものを指す。対して後者が示すのは嗅ぐ人に多大な不快感をもたらすような、精神的に苦しめられるようなもののことを指しています。

今回はその中でも『匂い』について話をしていきたい。つまり嗅ぐ人によって様々な効果をもたらしてくれる、そんな心穏やかになれる香りについてだ。では匂いと言ってもどんなものがあるかと話していくと、恐らく代表的な答え方としては花の匂いだったり、あるいは香水を原料とした匂いなども当てはまります。

1つ追記させてもらうと、誰も好んで鼻が圧し曲がるような臭いを嗅ぎたいと考える人はいない。飛び込むように臭いを堪能したいといったまるで自殺願望者のような行動を起こす人は流石にいないものの、物によっては臭いを匂いと判断する人もいるくらいだ。嗅覚というと動物だけを連想するかもしれませんが、人間だって嗅覚から感じている部分も少なからずあるもの。またそうした効果によって得られるものとは想像以上に大きく、また外せないのです。

匂いフェチじゃなくても

匂いが好きです、そんな告白をされたら真っ先に弁明しておこう。『匂い』と取って欲しかったのに『臭い』と勘違いされてしまったら、トンデモナイからだ。そういう性癖を持っている人はお断りだと罵られてしまうかもしれないので、意味合いなどを伝えるためにもきちんと引き合いを出しておこう。

一般的に匂いの中でも印象があるものと言われたら何と応えるだろうか。またこの問題に触れると見ておきたい、知っておきたいのは人間にとって匂いほど日常生活と密接な関係にあるものだと言う点だ。その中には感情や記憶といった、本来なら関係ないのではと言われてもおかしくないところにまで深くその効力を根を張るように伸ばしてくる。自分には縁遠い話と受け取るのではなく、自分にとって匂いの思い出とは何かを考えた時、誰しも心に残る匂いはあるものなのです。

匂いによる効果

匂い、この場合は香りとも言うべきかもしれません。どちらとも、人が鼻孔をつけば悲観的な感情が芽生えることはそうそうないはずだ。そもそも匂いや香りに分類されるものは基本的に、その人の心に大きな影響をもたらします。例えばリラクゼーション効果など、代表的でしょう。日々落ち着きのない生活をしている時、ふと花の香などを嗅ぐと心が安らぐと感じることはないだろうか。無機質な室内で暮らし、自然の香りない場所で過ごしていると香りに敏感だ。生活臭というのもあるが、どちらかと言えば消臭したい類になるので例外だろう。

だからといって花を持ち込んで愛でれば良いというものでもない。もし花粉症だったりしたら途端に天国から地獄へと真っ逆さまだ。香りを楽しむどころか花粉によって更なるストレスをもたらされては、本末転倒そのもの。そうなると匂いや香りを楽しむとなったらもっと手軽なものはないかと考えてみる。そうすると出てくるものといえばアロマオイルなども考えられます。アロマもいいが、道具を用意しなければならない事を考えると効率はあまり良くはないかもしれません。もっとお手頃な方法はないかと探ってみる、個人的に一番最初に浮かんだのは『料理』と『トイレの消臭剤』などだ。

食事の場合

例えば食事を取る時、まず最初にその人が用意された、あるいは用意した物と対峙した際にまず視覚で料理の中身を確かめます。次に箸などの道具を使っての間接的な感触を確認して、自分的に食べられるものかどうかを判断する。可能と分かったら最後に料理の匂いと共に食事を頬張る、大雑把ではあるが食事の動作とは大体こんなところだ。初めて作った、あるいは元々料理があまり上手ではない人が作った、という場合にはまた異なります。食べられるものかどうかの判断をするために、まず匂いを最初に嗅ぎます。これは食材が食べられるかどうかを確認する際によく行うことですが、臭いがしないから食べられるというのは早計だ。大抵本当に危ないものほど臭いがしない、無毒のものだと勘違いしがちだ。

食事をする時にも匂いや香りは切っても切り離せない関係にある。美味しいと感じるものの匂いなら人は好んで食べますが、逆に嫌いなものなら臭いから既にダメだとして遠ざけてしまいます。典型的な好き嫌いでも味はもちろん、匂いがダメと応える人はかなり多いはずだ。誰もが良いと思う匂いを創りだすのは難しいが、匂いを楽しむ手段としてこれ以上ないでしょう。

トイレの場合

トイレの消臭剤は基本的に強力だ。アンモニア臭などは積もり積もれば不快な臭いの塊となってしまい、室内に入ることすら躊躇われる。定期的な掃除も必要ですが、一度染み付いた臭いほど落ちにくいものはない。だからこそ消臭剤や匂い成分の強い物を利用して、においそのものを改善するところも増えてきています。市販で販売されているものは特に力が入れられて、今では百貨店などの店舗でもトイレのにおい対策に力を入れている。中でもファッションビルなどは、印象などを守るためにも綺麗にしているのはもちろん、そもそも不快な匂いが生じないように消臭されています。

だからこそか、何気に街を歩いて立ち寄ってみると常時誰かが使用している事がほとんだ。加えて不特定多数の人間が毎日使用する駅のトイレ、あそこほどなるべくなら利用したくないところもない。それこそ緊急事態とも言うべき状況に限ってのことだ。そういう意味では駅でトイレのにおい対策に力を入れるようになったら、劇的に変わってくるだろう。とはいえ、一般家庭とは一日に利用される回数や量を考えると数時間に一度は掃除をしないといけないことになる。そういう人件費などの面を鉄道会社が力を入れるかどうかによるところだ。

頒布される臭いの質に対して、匂いもまた質を協力にしている。現在市販で販売されているものを使用して、不快な臭いがない空間で用を足すことほどいいものはない、無臭もいいが、やはり匂いのあるものなら落ち着くと感じてもおかしくない。トイレの消臭というとラベンダーと良くも悪くも定番化した匂いであれば、よほどトラウマを抱えているなどの問題がなければ嫌う道理もない。

匂いの問題は難しい

ただ匂いが必ずしもそう番人に受け取られるとは限らないのが痛い。個人的に良かれと思って使っていても、実は周囲の人に不快感をもたらしているだけだったりしたら凹む事もある。どうすればいいかというと、こちらもやはりTPOといったところだ。その時々に応じて匂いを調整し、時に余分な匂いがしないよう無臭を意識する必要もあります。

そうした努力をしている人、していない人と分かれるものの、ちょっと困ったケースもある。それは、気を使いすぎて配慮しているはずなのに配慮できていないケースだ。